矯正治療の必要性
皆さんは自身の歯列にどんなお悩みをお持ちですか?歯並びが悪い、受け口、出っ歯・・・など様々なお悩みがあると思います。 そうなった原因のほとんどは遺伝ではありません。様々な理由があるのです。
- 口呼吸をしている
- 舌が前に落ち込んだり、前に押し出したり、癖がある。
- 異常に飲み込む癖(異常嚥下癖)がある。
- 姿勢が悪い。
これらの要因が歯並びや噛み合わせに大きな影響を与えます。矯正を行ってもこれらの原因を改善しなければ歯列は再び悪くなり、元に戻ってしまいます。 何か重い荷物などを持ち上げた時や力んだ時に歯を食いしばった経験はありませんか?スポーツにおいても噛み合わせが悪いと力を上手く出すことができないということが立証されていますので特にスポーツをやっている方には、歯列矯正をお勧め致します。更に食べ物をよく噛むことで唾液は分泌されますので、消化を促し栄養の吸収を向上させる働きがあり、満腹中枢が刺激され暴飲暴食を予防する効果もあるので肥満防止にもなるでしょう。
また歯並びが悪い方は歯磨きの際に歯ブラシが行き届かない場合があり、そうすると歯石や歯垢が溜まります。それを継続すると虫歯や歯肉炎・歯周病になりやすくなるのです。虫歯がひどくなると抜歯しなければならない可能性があります。先の話にはなりますが入れ歯にしなければならないかもしれません。
歯は一生モノです。一度抜けてしまった永久歯は二度と戻ってこないのです。 それを防ぐ為にも矯正をお勧め致します。このような機能の面だけでなく、審美性におけるメリットもあります。歯科矯正をすることで顔が綺麗になり、全身の姿勢も良くなります。笑顔にあまり自信のない方、歯列にコンプレックスを抱いていらっしゃる方…歯科矯正で素敵な未来への扉を開けませんか?歯科矯正をすれば、大きな口を開けて笑えて更に素敵な笑顔になり、自信を持つことができるかもしれません。 歯科矯正は全体矯正をしなくても部分矯正ができたり、表側からの矯正器具が見えるのが嫌な方には舌側矯正をお勧め致します。まずは歯科医師にご相談下さい。矯正歯科のメリット
矯正歯科(歯列矯正)とは、ガタガタの歯並びや出っ歯などを、きれいな歯並びにする治療です。しかし、きれ いな歯ならびにするために、歯を削って「差し歯」にすることは、基本的にはありません。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。これは、単に美しい歯並びにするというだけでなく、歯槽膿漏・虫歯・咀嚼障害等の病気を予防するためにも重要な歯科治療です。また、歯のガタツキが無くなることで、虫歯や歯槽膿漏の原因となるプラークがつきにくくなり、歯の寿命を延ばすという予防的な効果もあります。
また、矯正歯科をすることで- 美しい歯並びを作ることで、ハミガキしやすくなり、むし歯や歯肉炎・歯周病に罹ってしまうことを防止します。
- クリアな発音が可能になります。 よく咬めるようになる 咬み合せがよくないと、うまく咬み砕くことが出来ません
- 整った口元になる 歯並びを改善することにより、整った口元にすることが出来ます。歯並び・咬み合わせが悪いと口元や下あごの形にも影響してきます。
- 美しい歯並びを作ることで、ハミガキしやすくなり、むし歯や歯肉炎・歯周病に罹ってしまうことを防止します。
- 体を健康に保ちます 噛み合わせの悪さが原因で起きていた身体のさまざまな不調、肩こりや頭痛、腰痛、だるさ、姿勢の悪さといった身体全般にわたる症状も解消されます。
矯正歯科のデメリット
適切に矯正治療を受けていただくためにも注意が必要です。
①矯正期間の長さ: 矯正は通常、数年間かかります。この間、矯正装置をつけている必要があり、それが日常生活に影響を与える場合があります。
②不快感や痛み: 矯正装置や装置の調整によって、不快感や痛みを感じることがあります。これは、特に最初の数日や装置の調整後によく起こります。
③食事の制限: 矯正装置がある場合、特定の食べ物を避ける必要があることがあります。硬い食べ物や粘性の高い食べ物は特に避ける必要があります。
④ 口腔衛生の難しさ: 矯正装置が口の中にあると、普段よりも口腔衛生の維持が難しくなります。歯磨きやフロスの使用がより時間と労力を必要とします。
未承認医薬品、医療機器を用いた治療について
当院では、医薬品医療機器等法(薬機法)対象外の医療機器である、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使用しておりますので、下記に注意事項を明示します。
「未承認医薬品等について」
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
入手経路について
マウスピース型矯正装置(インビザライン)はアメリカのアラインテクノロジー社の製品であり、インターネットでオーダーし、工場で製作・入手しています。
国内の承認医薬品等について
国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
諸外国における安全性に係る情報について
マウスピース型矯正装置(インビザラインライン)は1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
医薬品副作用被害救済制度について
マウスピース型矯正歯科装置(インビサライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。