ワイヤー矯正 vs マウスピース矯正 徹底比較|あなたに合う矯正はどっち?|台東区上野で矯正歯科|上野スマイル歯科

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ワイヤー矯正 vs マウスピース矯正 徹底比較|あなたに合う矯正はどっち?

歯並びを整える矯正治療にはさまざまな方法がありますが、その代表格が「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」です。どちらも美しい歯並びを実現できる治療法ですが、見た目や費用、治療期間、生活への影響など、それぞれにメリットとデメリットがあります。「自分にはどっちが合っているの?」と悩む方も多いでしょう。本記事では、ワイヤー矯正とマウスピース矯正をあらゆる観点から徹底比較し、それぞれの特徴や向いている人をわかりやすく解説します。矯正を検討中の方はぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の基本

ワイヤー矯正とは

歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーで歯を引っ張ることで少しずつ歯を動かす方法です。適応できる症例の幅が広く、重度の歯列不正や骨格的な問題にも対応可能です。治療実績が多く、歴史の長い矯正法です。

マウスピース矯正とは

透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯を動かす治療です。装置が目立たず、取り外しが可能なため日常生活に支障が少ないのが特徴です。ただし、重度の症例には対応が難しい場合があります。

徹底比較!両者のメリット・デメリット

見た目

  • ワイヤー矯正:装置が金属製で目立ちやすい。セラミックブラケットを使うと目立ちにくくできるが完全に透明にはならない。

  • マウスピース矯正:透明で目立ちにくいため、人に気づかれにくい。写真や会話でも違和感が少ない。

痛みや違和感

  • ワイヤー矯正:装置が頬や唇に当たり、口内炎ができやすい。ワイヤー調整時に強い痛みを感じることがある。

  • マウスピース矯正:装置が滑らかで口内炎ができにくい。交換直後は締め付け感があるが、ワイヤーほど強い痛みは少ない。

費用の目安

  • ワイヤー矯正:全体矯正で約70〜120万円が目安。

  • マウスピース矯正:全体矯正で約80〜100万円。部分矯正なら30〜60万円程度でできる場合もある。

治療期間

  • ワイヤー矯正:一般的に2〜3年。

  • マウスピース矯正:1.5〜3年。部分矯正なら半年〜1年で終わることもある。

通院頻度

  • ワイヤー矯正:月に1回程度の調整が必要。

  • マウスピース矯正:1.5〜3ヶ月に1回の通院で済むことが多い。

対応できる症例の幅

  • ワイヤー矯正:軽度から重度まで幅広く対応可能。外科矯正が必要なケースでも使える。

  • マウスピース矯正:軽度〜中等度の歯列不正が得意。重度の出っ歯や骨格性の問題は対応が難しい場合がある。

日常生活への影響

  • ワイヤー矯正:食事制限あり(硬いものや粘着性のあるものは避ける必要)。歯磨きが難しく、虫歯リスクが高まる。

  • マウスピース矯正:食事の際は外せるため制限が少ない。歯磨きも普段通り可能。ただし装着時間(1日20〜22時間)が守れないと治療が進まない。

どんな人にどちらがおすすめ?

マウスピース矯正が向いている人

  • 目立たずに矯正したい

  • 通院頻度を少なくしたい

  • 軽度〜中等度の歯並びの乱れ

  • 食事やイベントを楽しみながら治療したい

ワイヤー矯正が向いている人

  • 重度の歯列不正や骨格的な問題がある

  • 装着時間の自己管理が苦手

  • 最も確実に歯を動かしたい

  • マウスピース矯正では対応できない症例

よくある質問(Q&A)

Q1. 途中でワイヤー矯正からマウスピース矯正に切り替えできますか?
A. 症例によりますが、可能な場合があります。逆にマウスピース矯正からワイヤーに切り替えるケースもあります。

Q2. 部分矯正ならどちらがいいですか?
A. 前歯の軽い歯並び改善ならマウスピース矯正が向いています。奥歯や噛み合わせの改善が必要な場合はワイヤー矯正が適しています。

Q3. 仕上がりの精度に違いはありますか?
A. 重度の症例ではワイヤー矯正の方が精度が高い傾向にあります。軽度〜中等度の症例であればマウスピース矯正でも十分な仕上がりが期待できます。

まとめ:自分のライフスタイルに合わせて選ぼう

ワイヤー矯正とマウスピース矯正は、それぞれに強みと弱みがあります。目立たずに治療したい人や生活に制限をかけたくない人にはマウスピース矯正、重度の歯並びをしっかり改善したい人にはワイヤー矯正が向いています。大切なのは、自分の歯並びの状態やライフスタイルに合った方法を選ぶこと。信頼できる矯正歯科で相談し、納得できる治療法を選びましょう。