マウスピース矯正中におすすめの歯磨きグッズ|清潔を保つケア方法と選び方|台東区上野で矯正歯科|上野スマイル歯科

コラム COLUMN

マウスピース矯正中におすすめの歯磨きグッズ|清潔を保つケア方法と選び方

マウスピース矯正中は、「歯磨きやマウスピースのケアが大変そう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
透明なマウスピースを長時間装着するため、口の中を清潔に保つことが治療成功のカギになります。

しかし、どんな歯ブラシや歯磨き粉を使えばいいのか、マウスピースはどうやって洗えばいいのか、迷ってしまう方も少なくありません。

この記事では、マウスピース矯正中におすすめの歯磨きグッズと、毎日のケアを快適にするポイントをわかりやすく紹介します。

マウスピース矯正中は「清潔さ」が最も大切

マウスピース矯正では、1日20時間以上マウスピースを装着するのが基本です。
そのため、歯やマウスピースの汚れを放置すると、

  • むし歯・歯周病のリスク上昇

  • 口臭

  • マウスピースの変色・におい
    などのトラブルにつながります。

矯正の効果を最大限に発揮するためにも、正しい歯磨きとケアグッズの活用が欠かせません。

矯正中におすすめの歯磨きグッズ

① 歯ブラシ:毛先が細くコンパクトなタイプを選ぶ

マウスピース矯正中は、食後に毎回歯磨きを行うのが理想です。
外出先でも手軽に使えるよう、ヘッドの小さい歯ブラシを選びましょう。

おすすめタイプ:

  • タフト型歯ブラシ:奥歯や歯の裏など細かい部分の汚れを落とすのに最適。

  • 音波ブラシ(電動):短時間で効率よく磨けるため、忙しい方にもおすすめ。

ポイント:
毛先が硬すぎると歯ぐきを傷つけるため、「やわらかめ〜ふつう」程度が安心です。

② 歯磨き粉:フッ素配合&低研磨タイプを選ぶ

マウスピース矯正中は、歯が少しずつ動くことで知覚過敏が起こることがあります。
低刺激・低研磨の歯磨き粉を使うと安心です。

おすすめ成分:

  • フッ素(再石灰化を促進)

  • ヒドロキシアパタイト(歯の表面を修復)

  • ポリリン酸ナトリウム(着色防止)

ホワイトニング効果を求める場合も、研磨剤が強すぎるタイプは避けましょう。
矯正中の歯や歯ぐきはデリケートです。

③ フロス・歯間ブラシ:隙間の汚れを徹底ケア

歯の間の汚れは、普通の歯ブラシだけでは落としきれません。
マウスピース矯正中は、フロスまたは歯間ブラシを毎日使うのが理想です。

  • デンタルフロス(糸タイプ):前歯や細かい隙間の清掃に最適。

  • 歯間ブラシ(L字型):奥歯や歯並びの凹凸部分を効率よく清掃可能。

※金属ワイヤーがある矯正では使用に注意が必要ですが、マウスピース矯正なら安心して使えます。

④ マウスウォッシュ(洗口液):口臭・菌対策に

食後や外出先で歯磨きができないときは、マウスウォッシュで口内をリセットしましょう。
アルコール入りは刺激が強いため、ノンアルコールタイプを選ぶのがおすすめです。

殺菌・消臭成分(CPC、IPMPなど)が入ったタイプは、マウスピース内の細菌繁殖を抑える効果も期待できます。

⑤ 携帯用歯磨きセット:外出・職場でも清潔をキープ

マウスピース矯正中は、食事のたびに装置を外して歯磨きを行う必要があります。
外出先でのケアに便利な携帯アイテムを常備しておくと安心です。

おすすめセット内容:

  • コンパクト歯ブラシ(キャップ付き)

  • ミニサイズ歯磨き粉

  • フロスまたは歯間ブラシ

  • マウスピース専用ケース

  • 小型洗浄液またはウェットシート

バッグに入れてもかさばらないサイズを選ぶと、毎日の習慣にしやすくなります。

マウスピースの洗浄・お手入れグッズ

マウスピース自体も、1日2回以上の洗浄が理想です。
水洗いだけでは細菌やにおいを完全に除去できません。

① 専用洗浄剤(タブレットタイプ)

コップにぬるま湯を入れ、洗浄タブレットを1錠入れて5〜10分ほど浸け置き。
除菌・消臭・漂白効果があり、簡単に清潔を保てます。
歯科医院でも使用されているタイプなら安心です。

② 超音波洗浄器

短時間で汚れや細菌をしっかり落とせる家庭用クリーナー。
毎日使うマウスピースを手軽に清潔に保てます。
歯ブラシでは届かない微細な汚れも除去できるため、口臭予防にも効果的です。

③ 専用ブラシ

マウスピースの内側をやさしく磨ける柔らかいブラシ。
歯磨き粉を使うと傷がつくため、水または専用洗浄液で洗うようにしましょう。

ケアを怠ると起きるトラブル

  • 虫歯や歯周病のリスク上昇
     → 食後の歯磨きを怠ると、マウスピース内で菌が繁殖します。

  • マウスピースの変色・臭い
     → 清掃不足や飲み物の着色が原因。タバコやコーヒーは特に注意。

  • 口内炎や歯ぐきの炎症
     → 清掃不足で細菌が増えると、粘膜トラブルを起こすこともあります。

「毎食後の歯磨き+1日1回の洗浄」が健康的な矯正の基本です。

よくある質問(Q&A)

Q1. マウスピースをつけたまま歯磨きしてもいい?
A. できません。必ず外してから歯磨きをしてください。
 マウスピースを装着したまま磨くと、破損や変形の原因になります。

Q2. 市販の洗浄剤でも大丈夫?
A. 義歯洗浄剤などでも代用できますが、刺激が強いものは変色の原因になるため注意。
 できればマウスピース専用のものを使いましょう。

Q3. 水だけの洗浄で十分?
A. 一時的には問題ありませんが、毎日水洗いだけでは細菌が残ります。
 最低でも1日1回は洗浄剤を使用しましょう。

まとめ:正しいケアと道具選びで、快適なマウスピース矯正を

マウスピース矯正中の歯磨きやマウスピースのケアは、
「少し面倒」と感じるかもしれませんが、清潔を保つことが治療の成功に直結します。

ポイントは、

  • コンパクトで扱いやすい歯ブラシ

  • 低刺激な歯磨き粉

  • 専用洗浄剤や携帯ケアグッズの活用

を組み合わせて、無理なく続けられる習慣を作ることです。

上野スマイル歯科では、マウスピース矯正中のケア方法やおすすめグッズのアドバイスも行っています。
矯正治療を快適に進めるための正しいセルフケアを知りたい方は、無料カウンセリングで気軽に相談してみてください。