
「矯正治療の料金表を見ても、最終的にいくらかかるのかわからない」
「装置代以外に、診断料や毎月の調整代も必要なの?」
「治療後の保定装置代まで含めた総額を知りたい」
上野で矯正歯科を探している方のなかには、治療費の総額がわかりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。
矯正治療の費用は、歯科医院によって料金体系が異なります。ホームページに掲載されている装置代だけで判断すると、治療開始後に診断料、調整料、追加装置代、保定装置代などが必要になることがあります。
そのため、歯科医院を選ぶ際は「矯正装置はいくらか」だけでなく、「治療開始から保定までに総額でいくらかかる見込みか」を確認することが重要です。
この記事では、矯正治療で発生する主な費用と、上野スマイル歯科の矯正料金、見積もりを確認する際のポイントを解説します。
3行まとめ
- 矯正費用は、装置代だけでなく診断料、調整代、保定装置代まで含めて確認することが大切です。
- 上野スマイル歯科では、表側矯正、インビザライン、裏側矯正など複数の治療方法に対応しています。
- 歯並びによって必要な処置が異なるため、治療開始前に総額と追加費用の条件を確認しましょう。
矯正治療の費用がわかりにくい理由
矯正治療には、装置代以外にも、検査、診断、定期調整、追加処置、治療後の保定など複数の費用が関係します。
矯正治療は、一度の処置で終了する治療ではありません。
初診相談から精密検査、治療計画の作成、矯正装置の装着、定期的な調整、治療後の保定まで、複数の段階に分かれています。
矯正治療で発生する可能性がある費用には、次のようなものがあります。
- 初診相談料
- 精密検査料
- 診断料
- 矯正装置代
- 装置の装着料
- 通院ごとの調整料
- マウスピースの追加製作費
- 抜歯やむし歯治療の費用
- 補助装置代
- 紛失・破損時の再製作費
- 治療後の保定装置代
- 保定期間中の定期診察料
歯科医院によっては、これらを一つにまとめた料金を提示している場合があります。一方で、装置代と通院ごとの調整料を分けて設定している場合もあります。
料金表の金額が安く見えても、毎月の調整料や治療後の保定装置代を加えると、最終的な支払額が大きくなる可能性があります。
反対に、最初の表示金額が高く見えても、調整料などが含まれており、総額では差が小さくなることもあります。
矯正治療の費用を比較するときは、料金表に記載された一つの金額だけで判断しないことが大切です。
矯正費用の総額を構成する5つの項目
項目1
初診相談料
項目2
精密検査料・診断料
項目3
矯正装置代
項目4
通院ごとの調整代
項目5
治療後の保定装置代
1.初診相談料
初診相談では、現在気になっている歯並びや噛み合わせ、希望する治療方法、治療期間、費用などについて相談します。
口腔内を簡単に確認し、考えられる治療方法や大まかな費用について説明を受けるのが一般的です。
初診相談を無料としている歯科医院もあれば、相談料が必要な歯科医院もあります。
ただし、初診相談だけで最終的な治療方法や正確な費用を決められるとは限りません。歯の根や顎の骨、噛み合わせの状態を確認するには、精密検査が必要です。
2.精密検査料・診断料
矯正治療を始める前には、歯並びだけでなく、歯の根、顎の骨、歯ぐき、噛み合わせなどを調べます。
一般的には、次のような検査を行います。
- 口腔内写真の撮影
- 顔貌写真の撮影
- レントゲン撮影
- 歯型の採取
- 口腔内スキャン
- むし歯や歯周病の検査
- 顎関節や噛み合わせの確認
検査結果をもとに、歯科医師が治療方法、抜歯の必要性、使用する装置、治療期間などを検討します。
精密検査料と診断料を分けて設定している歯科医院もあれば、矯正治療費に含めている歯科医院もあります。
治療開始前には、「検査と診断にいくらかかるか」「契約しなかった場合にも費用が発生するか」を確認しておきましょう。
3.矯正装置代
矯正費用のなかで大きな割合を占めるのが、矯正装置と治療計画にかかる費用です。
主な治療方法には、次のようなものがあります。
- 表側のワイヤー矯正
- 目立ちにくいクリアブラケット矯正
- 上側を裏側、下側を表側にするコンビネーション矯正
- 上下ともに歯の裏側へ装置を付ける裏側矯正
- マウスピース型矯正装置による治療
- 前歯など対象を限定した部分矯正
見た目に配慮した装置や、製作・調整に専門的な技術を要する装置は、費用が高くなる傾向があります。
また、同じ装置を使用する場合でも、歯並びの状態や治療の難易度によって費用が異なることがあります。
4.通院ごとの調整代
ワイヤー矯正では、通院時にワイヤーの交換や調整、歯の動きの確認などを行います。
マウスピース矯正でも、マウスピースの適合状態、装着時間、アタッチメント、噛み合わせなどを定期的に確認します。
歯科医院によっては、通院するたびに調整料や管理料が必要です。
調整料の計算例
1回5,000円(税込)の調整料がかかり、36回通院した場合、調整料の合計は18万円(税込)です。
矯正装置の料金を比較するときは、次の点を確認しましょう。
- 調整料は装置代に含まれているか
- 通院するたびに費用がかかるか
- 治療期間が延びても調整料は変わらないか
- 予定外の診察にも費用がかかるか
- 装置の修理や再装着は別料金か
月々の支払額が小さくても、治療期間全体ではまとまった金額になります。
5.治療後の保定装置代
歯を動かす治療が終了した後は、整えた歯並びを安定させる「保定」が必要です。
矯正治療直後の歯は、元の位置へ戻ろうとする性質があります。この後戻りを抑えるために使用する装置がリテーナーです。
保定装置には、次のような種類があります。
- 透明なマウスピース型のリテーナー
- 歯の裏側に固定するワイヤー
- ワイヤーと樹脂を組み合わせた取り外し式の装置
保定装置代が矯正治療費に含まれている歯科医院もあれば、治療終了時に別途支払いが必要な歯科医院もあります。
また、保定期間中の診察料や、紛失・破損による再製作費が別にかかる場合もあります。
上野スマイル歯科の料金について
保定装置代は、矯正装置の掲載料金とは別途必要です。使用する装置や費用については、治療開始前の見積書でご確認ください。
治療前には、次の点まで確認しておきましょう。
- 最初の保定装置代は含まれているか
- 上下両方の保定装置が含まれているか
- 保定期間中の診察料はいくらか
- リテーナーを再製作する場合はいくらか
- 後戻りが起きた場合の再治療費はいくらか
矯正治療は、装置を外した時点で完全に終了するわけではありません。保定にかかる費用まで含めて総額を考えることが大切です。
上野スマイル歯科の矯正治療費
上野スマイル歯科では、歯並びや患者さんのご希望に合わせて、複数の矯正装置をご用意しています。
以下は、2026年9月時点で公式サイトに掲載している税込料金です。料金は変更になる場合があるため、契約前に最新の料金表と見積書をご確認ください。
表側ワイヤー矯正・レギュラー
平均的症例:900,000円(税込)
難症例:1,000,000円(税込)
調整料:無料
歯の表側に金属製のブラケットとワイヤーを装着する矯正方法です。幅広い歯の移動に対応しやすいことが特徴です。
クリアブラケット矯正
平均的症例:900,000円(税込)
難症例:1,000,000円(税込)
調整料:無料
歯に近い色のブラケットを使用します。表側矯正の対応範囲を維持しながら、金属製ブラケットより目立ちにくくしたい方の選択肢です。
コンビネーション矯正
料金:990,000円~1,540,000円(税込)
上の歯には裏側矯正、下の歯にはクリアブラケットを使用する方法です。笑ったときに見えやすい上側の装置が目立ちにくくなります。
裏側矯正・リンガル矯正
料金:1,100,000円~1,650,000円(税込)
上下の歯の裏側に矯正装置を付ける方法です。正面から装置が見えにくい一方、表側矯正より費用が高く、治療期間が長くなる傾向があります。
マウスピース型矯正装置・インビザライン
平均的症例:935,000円(税込)
難症例:1,045,000円(税込)
患者さんの歯並びに合わせて製作した透明なマウスピースを、段階的に交換しながら歯を動かします。歯並びによっては適用できない場合があります。
※掲載金額はすべて税込みです。
※実際の治療方法と費用は、歯並び、噛み合わせ、治療の難易度によって異なります。
※レギュラーおよびクリアブラケット矯正は調整料無料です。
※診断料、保定装置代、追加処置などの取り扱いは、治療計画と見積書でご確認ください。
最新の矯正料金を確認する
上野スマイル歯科の料金表を見る表示価格だけで総額を判断できないケース
矯正治療では、歯並びやお口の状態によって、当初の装置代以外の処置が必要になることがあります。
むし歯や歯周病の治療が必要な場合
むし歯や歯周病がある場合は、矯正治療を始める前に治療が必要になることがあります。矯正治療費とは別に治療費が必要になるか確認しましょう。
抜歯が必要な場合
歯を並べるスペースが不足している場合などには、抜歯を行うことがあります。抜歯代が含まれるか、別の歯科医院で処置を受ける必要があるかも確認します。
補助装置を使用する場合
歯を動かすために、アンカースクリュー、顎間ゴム、拡大装置などを使用することがあります。費用が基本料金に含まれるか確認しましょう。
追加マウスピースが必要な場合
予定した位置まで歯が動かなかった場合、再度スキャンして追加のマウスピースを製作することがあります。追加費用や回数、対応期間を確認しましょう。
装置を紛失・破損した場合
マウスピースや保定装置を紛失・破損した場合、再製作費が必要になることがあります。ワイヤー矯正でも、状況によって修理費が発生する可能性があります。
矯正費用の総額を確認する5つの質問
初診相談や診断時には、次の5つを確認すると、治療全体にかかる費用を把握しやすくなります。
- 提示された金額には何が含まれていますか?
装置代だけなのか、検査、診断、調整、保定まで含まれるのかを確認します。 - 通院するたびに調整代はかかりますか?
1回あたりの金額に加えて、想定される通院回数も確認します。 - 追加費用が発生するのはどのような場合ですか?
抜歯、補助装置、追加マウスピース、装置の再製作などの条件を確認します。 - 保定装置代と保定中の診察料は含まれていますか?
リテーナーの費用、診察料、再製作費まで確認します。 - 治療終了までの総額はいくらになる見込みですか?
治療内容と費用の内訳が記載された見積書を受け取りましょう。
トータルフィー制度とは?
トータルフィー制度とは、矯正治療に必要な費用をあらかじめまとめて提示する料金体系です。
毎回の調整料などが基本料金に含まれている場合、治療開始後の支払額を予測しやすいことが特徴です。
ただし、「トータルフィー」「総額制」と表示されていても、すべての費用が含まれているとは限りません。
次の費用が対象外となっている場合があります。
- 精密検査料や診断料
- 抜歯やむし歯治療の費用
- 追加の補助装置代
- 装置の紛失や破損に伴う費用
- 保定装置代
- 保定期間中の診察料
- 契約期間を超えた場合の追加治療費
総額制かどうかだけで判断せず、どこからどこまでが料金に含まれているかを確認しましょう。
矯正費用の分割払いはできる?
矯正治療はまとまった費用が必要になるため、支払い方法も歯科医院選びのポイントになります。
上野スマイル歯科では24回までの無金利分割に対応
現金一括払いのほか、24回まで金利のかからない分割払いをご案内しています。利用条件や毎月の支払額については、初診時にご確認ください。
また、所定の審査があるデンタルローンを利用し、返済回数を調整できる場合もあります。デンタルローンでは金利や分割手数料が発生するため、院内の無金利分割とは条件が異なります。
分割払いを利用する際は、次の点を確認しましょう。
- 分割できる回数
- 金利や分割手数料の有無
- 頭金の有無
- 審査の必要性
- 利用できる金額や年齢などの条件
- 治療を中断した場合の精算方法
月々の支払額だけでなく、金利や手数料を含めた支払総額を確認することが大切です。
矯正治療は医療費控除の対象になる?
年齢や治療目的などから、歯列矯正が必要と認められる場合の費用は、医療費控除の対象になることがあります。
一方で、容貌を美化することのみを目的とした矯正治療は、対象になりません。
医療費控除では、その年の1月1日から12月31日までに本人または生計を一にする家族のために支払った医療費が、原則として10万円を超えた場合に所得控除を受けられます。総所得金額等が200万円未満の場合は、総所得金額等の5%が基準になります。
治療のために通常必要となる電車やバスなどの通院費も、対象になる場合があります。
対象となるかどうかは治療目的や個人の状況によって異なるため、国税庁の案内を確認し、必要に応じて税務署や税理士へご相談ください。申告に備えて、領収書や支払いに関する書類、通院費の記録を保管しておきましょう。
上野の矯正費用に関するよくある質問
Q1.矯正相談を受けたら契約しなければなりませんか?
相談や検査を受けたからといって、必ずその場で契約する必要はありません。治療方法、期間、費用、リスクについて説明を受け、内容を確認したうえで判断しましょう。
Q2.最初に全額を支払う必要がありますか?
支払いの時期や方法は、歯科医院によって異なります。上野スマイル歯科では、24回までの無金利分割払いも案内しています。利用条件や支払総額は初診時にご確認ください。
Q3.治療期間が延びると費用も高くなりますか?
料金体系や契約内容によって異なります。調整料が通院ごとに発生する場合は、通院回数が増えると総額が高くなることがあります。契約期間や追加治療の条件も確認しましょう。
Q4.インビザラインの追加マウスピースは別料金ですか?
追加マウスピースの取り扱いは、治療プランや契約内容によって異なります。追加製作できる回数、対応期間、別途費用が必要となる条件を治療開始前に確認しましょう。
Q5.保定装置は必ず必要ですか?
矯正治療後の後戻りを抑えるため、原則として保定装置の使用が必要です。保定装置の種類、使用期間、費用、再製作費まで確認しておきましょう。
Q6.矯正費用が安い歯科医院を選んでも大丈夫ですか?
費用の安さだけで治療の良し悪しを判断することはできません。表示価格に含まれる内容、検査や診断の体制、対応できる治療方法、通院時の管理、保定まで含めて比較することが大切です。
装置代ではなく、治療終了までの総額を確認しましょう
上野で矯正歯科を選ぶ際は、料金表に掲載された装置代だけでなく、次の費用を確認しましょう。
- 初診相談料
- 精密検査料・診断料
- 矯正装置代
- 通院ごとの調整代
- 追加処置や追加装置の費用
- 保定装置代
- 保定期間中の診察料
上野スマイル歯科では、表側矯正、クリアブラケット矯正、裏側矯正、インビザラインなど、複数の治療方法をご用意しています。
初診相談では、歯並びや噛み合わせ、ご希望を確認し、考えられる治療方法や費用についてご説明します。
「矯正治療に総額でいくらかかるのか知りたい」
「診断料や調整代まで含めて比較したい」
「分割払いを利用した場合の支払額を相談したい」
という方は、上野スマイル歯科の初診カウンセリングをご利用ください。
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執筆・監修
上野スマイル歯科 院長 林 政美
日本矯正歯科学会認定医
日本大学松戸歯学部卒業後、同大学矯正学教室へ入局。矯正歯科治療に30年以上携わり、患者さん一人ひとりの歯並びや噛み合わせに応じた治療方法をご提案しています。
院長・林政美の経歴を見る※矯正治療は原則として自由診療です。実際の治療方法、費用、治療期間は、歯並び、噛み合わせ、お口の状態、治療の難易度によって異なります。料金や分割払いの条件は変更される場合があるため、治療開始前に最新の料金表、契約内容、見積書をご確認ください。